わたしが運用している自社の公式アカウントは、2018年10月ぐらいから本格運用をはじめて、約1年半後の2020年6月現在、フォロワーはもうすぐ2,000人となります。

このアカウントはたんなる個人経営会社のアカウントなので、Twitterに費やす時間は1日の間に数十分しかありません。しかし、毎日コツコツやってきたおかげでここまで成長することができました。

おかげさまで、このように成長したアカウントは集客にも貢献してくれていて、ロビンソンのホームページに訪問する方の半数が、TwtterやfacebookなどのSNSからの流入です。
月間1500PVのうち750PVほどがSNS経由で訪問していただいています。
大手企業と比べるとぜんぜん少ない数字かもしれませんが、個人経営の中小企業としては、まずまずの数字だと思っています。

まだまだ、本格的に営業利用として運用していませんが、今後ますます重点的に運用していきたいと思っています。

こうしたことから、ホームページの訪問者を増やすのに、SNSからの流入は大きな役割を担っていると思います。わたしは、SNSはSEO対策についで、効果のあるWebマーケティングだと考えています。

フォロワー1000人にこだわる理由

日本ではTwitterのフォロワー数は1,000人を超えると、統計によると全体の19%になるそうです。2000人だと10%です。

フォロワー数人数割合
2,000以上5366.0%
1,500-1,9993714.1%
1,000-1,4997568.4%
500-9992,20824.5%
100-4994,47149.7%
1-496587.3%
合計9,000100.0%
facenavi 日本人Twitterユーザー調査 

普通の日本人ツイッターユーザーのフォロワー数は426人でフォロー数は466人
日本のツイッターユーザーのフォロワー数の中央値は426で、同じくフォロー数は466でした。また、平均フォロワー数は648で、フォロー数は815でした。中央値と平均値、どちらの数字を普通のツイッターユーザーのデータとして扱うのかということですが、どうしてもツイッターの場合、ものすごくフォロワー数が多いパワーユーザーが平均を引き上げる傾向にあること、また次に紹介するユーザーごとのフォロワー数の割合を見ると最も多い層は100-499人と全体の50%を占めていることから中央値の方が実態に近いと思い、普通のユーザーのフォロワー、フォロー数は中央値を採用しています。

フォロワー数が100-499人のユーザーが半数
フォロワー数ごとのユーザ数は以下の表の通りとなっており、約半数(49.7%)がフォロワー数100〜499人でした。フォロワー数が増えるほど、特に万単位になる程フォロワー数とフォロー数は乖離していく傾向にあるのですが、普通はフォロワー数とフォロー数は比例する傾向にあり、多くのユーザーはツイッター上で100〜499人程度の情報交換コミュニティを形成していることが伺えます。

facenavi 日本人Twitterユーザー調査 

ロビンソン公式アカウントのような弱小企業公式アカウントでも、全体の10%に入っていると思うと非常に誇らしくなります。

まあ、実際1000フォロワーまでは長い道のりでした。2018年10月にはじめて2019年6月頃にようやく達成できました。まぁ、それから1年かかってようやく2000なんですが…

フォロワーの数は信頼の数というように

フォロワーが多い=多くの信頼を得ているといえます。

あなたのアカウントをフォローする=あなたの投稿に価値があると信用する
逆に
フォロワーが増えない=投稿に価値がない

このように考えると、フォロワー1,000は一つの指標になると思います。
実際フォロワーが1,000を超えると、エンゲージ率があがってきました。いいねの数もけっこうつくようになってきたのです。こちらが呼びかけるようなツイートにも反応していただけることがおおくなりました。

ということで、合同会社ロビンソンがフォロワー1,000人になるまでにどんなことをしてきたのか、その道のりをお話します。

企業公式アカウントを始める前に

アカウントの運用目的を明確にする

まず、何のためにTwitterをはじめるのか?目的を明らからにしてから運用をはじめてください。
これは今後様々な判断を下すうえで、大きな指標となります。
目標を見失ってしまうと、途中で諦めてしまったり、運用するモチベーションが下がってしまったりします。目的がはっきりしていれば、それに向かい結果に対する改善策なども考えやすいです。

ほとんどの中小企業では、SNSは集客や販売につなげたいと考えているでしょう。
そのためにどのような運用が必要か考えてみてください。

ペルソナを設定する

ペルソナとなる人物像は、自社で扱う製品やサービスのユーザーと同じでいいと思います。ロビンソンの場合はBtoBのサービスが多いので、Webマーケティングをしている・またはこれからはじめようとしている企業アカウントをペルソナ像としています。そのため、多くの企業アカウントが求めている集客情報を中心にツイートするようにしています。

集客や購入につなげるルートを決める

先程も述べたように、ほとんどの中小企業では、SNSは集客や販売につなげたいと考えています。SNSからどこに誘導し、最終的にどこで販売するか。こうした販売や契約までの流れを予め考え、戦略を立てましょう。

ロビンソンでは、SNSからブログ等を経由して、ホームページでコンバーションを取れるような流れにしています。

Twitterのアカウントをつくったらまずすること

戦略的な自己紹介をつくる

ポイントは自分が何者でどんな情報を発信するかを伝え、フォローするとどんな情報が得ることができるかを伝えます。フォロワーは自己紹介欄を見て、フォローするかを決めます。そのために、自己紹介欄はとても重要です。

ヘッダー画面&プロフィール画像は必ず設定する

プロフィール画像やヘッダー画像がないアカウントはほぼフォローされることはありません。そのため、ヘッダー画像やプロフィール画像は必ず設定してください。企業公式では、プロフィール画像にはロゴを使用し、ヘッダー画像は業務内容がわかるような画像がよいと思います。

ツイートをしよう

フォロワーにとって価値があるツイートをする

Twitterを始める前に定めた、運用目的とペルソナ像から、フォロワーが欲する情報を洗いだして、ニーズを調査します。そこから自社が発信できる情報、関連した情報を発信し拡散を狙います。

毎日更新・1日30ツイート(理想)

Twitterに関して言えば、毎日多くのツイートをしたほうが、フォロワーが増えることが実証されています。SNSは継続することが一番のテクニックといえます。ただ、多くひとがこれが出来なくて挫折してしますます。企業公式で運用するとなると、ほとんどの企業では専門のスタッフを置くことができないと思います。他の仕事と平行しておこなううえで、この毎日更新・1日30ツイートは大きな壁となります。
ロビンソンでは1日30ツイートはできていません。多くても10ツイート、平均したら3〜5ツイートぐらいしかできていないです。ただ、営業日には毎日更新することをなるべく守るようにしています。

引用ツイートでもOK

有益な情報を引用ツイートするのでも、フォロワーに有益な情報を届けることはできます。ツイッターで信用される人は、有益な情報を自分で留めずにフォロワーに回しています。ツイートに困ったときは、ニュース記事をシェアするのでもOK。ただし、引用ツイートでも、シェアでも必ず自分の言葉を添えること。フォロワーに刺さる言葉をフックにして、シェアするようにしてください。

アクションをおこす

フォローしてみよう

始めたばかりのアカウントでは、当然ながらフォローもされていないし、フォロワーもいません。最初は自分からアクションを起こすことです。リアルでも同じですが、待っていても何も起きません。自らフォローして、そしてかならず挨拶や声をかける。こうすることで、相手もフォローしてくれます。挨拶ありとなしだとフォローされる率は格段に違ってきます。

いいね・リツイート・リプライなどアクションは積極的に

ツイートをするのと同じように、他のアカウントやツイートに対して、いいね・リツイート・リプライなど積極的におこない、コミュニケーションは活発に。Twitterもリアルも本質は同じです。礼儀正しくしたうえで、どんどんコミュニケーションをしていけば、フォロワーも増えるし周りからの信用もあがります。そういう意味では堅い内容のツイートだけではなく、すこし砕けて絡んでいくのもいいと思います。

#ハッシュタグにのっかる

企業公式では、さまざまなハッシュタグが使われていて、盛んに交流が行われています。ロビンソンではアカウント開設当初から「#企業公式が毎日地元の天気を言い合う」というハッシュタグを使って数多くの企業公式アカウントと交流するようになりました。これにより多くのフォロワーを獲得しています。

注意すること

フォロワーを買っても無駄

フォロワー買いをして、フォロワーを増やしてもまったくの無駄です。フォロワーが何千人といるのにイイねやリツイートがついていないアカウントは、フォロワー買いをしているアカウントです。フォロワー買いはバレバレなのでやめましょう。また、そもそもの目的である集客や販売につながらないので、費用の無駄遣いになります。

フォロワー集めのアカも無駄

フォロワー集めしている人たちは「相互フォロー100%」と謳っていますが、こうしてフォロワーを集めたアカウントはいずれ自身のフォローは外します。人気があるアカウントに見せるためです。なかにはこうしたアカウントは販売されたり、譲ったりという悪質なアカウントに使われます。なので、こうしたアカウントとは相互フォローしないほうがいいです。

どうでもいいツイートはカス

どうでもいい個人的なツイートは正直カスです。そんなツイートに興味を持たれるのは価値のある芸能人や有名人だけ。フォロワーが少ないときにランチの写真をツイートしても、だれもイイねしてくれません。まずは、自社の企業アカウントからどんな情報が求められているかよく考え、それに見合った情報を発信してください。

まとめ

Twitterを育てるコツは、コツコツと毎日続けること。そして、できるだけ数多くツイートをすることです。さらに、投稿するツイートの中身が超大切です。そのためユーザーから求められている情報を発信していれば、自ずとフォロワーは増えていきます。

良質な情報を定期的に発信する

につきます。

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