あなたのホームページ、ちゃんとメタタグが設定されていますか?
設定されているなら、最適化はしていますか?
metaタグ(メタタグ)とは?
メタタグとはWebページの情報を、検索エンジンに伝えるタグのことを言います。
そのため、ホームページを閲覧した人がメタタグを見ることはありません。
あくまで、システムのために記述されたタグです。
主な役割は、検索エンジンやブラウザに指示を出したり、情報を送ったりすること。
例えば、「検索エンジンに掲載しない」「SNSでシェアするときはこの画像を使う」と指示したり、「検索サイトに表示されるページの内容はこれを使う」という情報を送ります。
そのほか、文字コードはこれを使う、このページは検索エンジンには掲載しないなどの指示を出します。
そのなかでも一番重要なメタディスクリプションについて解説します。
「description」メタタグを使用する
ページの description メタタグは Google や他の検索エンジンにページ内容の要約を伝えます。ページのタイトルが数語の単語やフレーズであるのに対し、ページの description メタタグには 1、2 文のセンテンスや短いパラグラフを記述します。
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド<title>
タグと同様に、description メタタグは HTML ドキュメントの<head>
要素内に配置します。
上記の文章は、Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」に記載されている内容です。
meta descriptionとはSEO対策の内部施策のひとつであり、検索結果に表示される説明文章で、おもわずクリックしてしまうような魅力的な文章が求められています。
メタタグによって設定された検索結果表示の特長は
- 検索キーワードが太字で表示される
- 表示される文字数は120文字前後
- このタグの内容は順位に影響はしない(クリック率に影響する)
- 設定しないと本文から自動的に判断され設定される。
とされています。
さらに、Googleではdescription メタタグのおすすめ方法として以下のように説明しています。
ページの内容を正確に要約する
description メタタグが検索結果のスニペットとして表示された場合に、ユーザーに情報を提供し興味を引くような説明を記述します。description メタタグのテキストには文字数の上限や下限はありませんが、検索結果で説明が完全に表示される程度の長さにすることをおすすめします(検索の方法や検索エンジンによってユーザーに表示されるスニペットのサイズは異なります)。そのページがユーザーにとって有益で関連性が高いかどうかを判断できるような情報を含めることもおすすめします。
避けるべき方法:
ページの内容と関連のない description メタタグを記述する。
「これはウェブページです」や「野球カードについてのページ」のような一般的な説明を使用する。
キーワードだけを羅列する。
サイトのドキュメントの内容をそのまま description メタタグにコピー&ペーストする。ページごとに固有の説明を使用する
ページごとに異なる description メタタグを使用するのはユーザーにとっても Google にとっても有益です。特に、同一ドメインの複数のページがユーザーに表示される可能性のある検索(たとえばsite:
演算子を使った検索など)で役立ちます。サイトに数千から数百万ものページがある場合、description メタタグを手作業で作成するのは現実的に不可能でしょう。その場合は、各ページのコンテンツに基づいて description メタタグを自動的に生成することができます。避けるべき方法:
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
サイトのすべてのページや多数のページにわたって 1 つの description メタタグを使用する。
meta descriptionの実装
通常のHTMLの記述では、
<meta name=”description” content=”ここにmeta descriptionを記述する” />
このタグを記述することで、meta descriptionを実装することができます。
ワードプレスであれば、
All in One SEO Packなどのプラグインを利用することで、簡単にディスクリプションを設定できます。
All in One SEO Packの使い方については、バズ部さんが詳しく解説してくれていますので、そちらをごらんください。
All in One SEO Pack の設定方法と使い方 バズ部
meta descriptionの書き方のコツ
meta descriptionは、およそ120〜150文字の説明文で、ユーザーにクリックしてもらわなければなりません。この限られた文字数にどんなことを記載すればいいのでしょうか。
文字数
文字数については、Google側でまれに変更されることがありあますが、おおよそPCでは120文字前後、スマホでは80文字前後とされています(2020.0722現在)。
ですから、120文字前後が最適でしょう。
それよりも長い文章を設定することはできますが、途中で切られて文末が「……」となってしまいます。120字までに伝えたいことを収めましょう。
キーワード
対策キーワードを入れるのは必須です。
さらには、文章の前半に入れると効果的とされています。
加えて言うと、サジェストキーワードも入れておくと良いです。
内容
ページの内容を簡潔に、具体的に説明してください。
何が書かれている記事なのかがわかるようにすること。
さらには、クリックを促す工夫が必要になります。
例えば…
解決策や解決方法が書かれていることを明示する
「〜したい方は必見です」「〜をお考えの方は記事をご覧ください」
知的好奇心をくすぐる
「〜について解説しています」「〜について知りたいですか?」
そして、文字数が限られているので、無駄な表現や文章は極力省くことを忘れずに。
まとめ
SEO対策の一環として、検索結果に表示されるmeta descriptionは、必ず設定してください。
この内容が順位に影響を与えることはないですが、検索結果が表示された際に、クリックされる確立をあげることができます。
書き方のコツは
- 120文字前後で書く
- 対策キーワードを文章の前方に
- サジェストワードも入れる
- 内容は具体的で簡潔に
- アクションを促すように締める
SEO対策に効果的なタイトルのつけ方もあわせてご覧ください!