
社名 | 合同会社ロビンソン |
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所在地 | 〒273-0012 千葉県船橋市浜町2-2-5 |
代表者 | 古川 隆之 |
設立 | 2018年2月16日 |
事業内容 | SPツールデザイン・制作/ホームページデザイン・制作/SEO対策/SNS運用/企画編集/コピーライティング/動画撮影/etc. |
連絡先 | Tel:050-3573-2306 |
取引先 業種 | 株式会社QVCジャパン、東海住宅株式会社、東海住宅MTC株式会社、みどり産業株式会社、株式会社エコック、KAIXIA株式会社、有限会社飯田紙業、薬園台リハビリテーション病院、株式会社いちば流通 |

代表社員
古川 隆之
千葉県八千代市出身。大学卒業後、千葉県内のデザイン会社にてグラフィックデザインと印刷工程を学び、2001年から都内のデザイン事務所に勤務。上場企業から大手私鉄などさまざまなクライアントのSPツールに携わる。約20年のデザイン経験とディレクターの知識をいかし、2018年合同会社ロビンソンを設立。
〈デザイナー〉フルカワ タカユキ
【実績(クライアント)】大手鉄道会社3社、大手保険会社5社、国営テレビ局、流通系カード会社、都市銀行、地方銀行、不動産会社、自動車部品メーカー、プロ野球球団、レジャー施設、展示施設、ほか上場企業各社
サロン、レストラン、カフェ、ショップ、個人店舗
「独学のデザイナー、道なき道を切り拓く」
―コピーライター志望から独立デザイン事務所設立までの軌跡―
1. 夢の始まり、そして挫折
大学では外国語学部日本語学科で学び、言葉の力に魅了されていた。人の心を動かす言葉を生み出し、広告の世界で活躍したい――そんな思いからコピーライターを志す。
だが、夢見た道は想像以上に険しかった。
言葉を武器に戦う世界で、自分の言葉が通用しないことを痛感する。アイデアが生まれない、言葉が出てこない。自分の中の「伝えたい何か」が、どうしても形にならない焦燥感。
試行錯誤の末、挫折した。
「この道では生きていけないのかもしれない。」
広告の世界に憧れた自分は、気がつけば営業職についていた。しかし、それも長くは続かなかった。半年で退職。今後の人生に不安を抱えながら、新たな道を模索する日々が始まる。
2. Macとの運命的な出会い――デザインの世界へ
そんなとき、一台のMacが目の前にあった。
触れてみると、直感的に何かを生み出せる感覚があった。頭の中で形にならなかったものが、目に見える形になる喜び。これまで言葉で伝えようとしていたものが、視覚表現として伝えられる可能性に気づく。
「これなら、表現できるかもしれない。」
デザインを学んだことはなかった。しかし、Macというツールを手にしたことで、新しい世界が開かれた。グラフィックデザインという未知の領域に足を踏み入れ、独学で学び始める。
独学の日々は、試行錯誤の連続だった。
本を読み、雑誌を眺め、街中の広告を分析しながら、デザインの仕組みを理解しようとした。ソフトの使い方も、ひたすら手を動かして試すしかなかった。独学の限界を感じながらも、ただ「やりたい」という情熱だけで前に進んだ。
3. 小さなデザイン事務所での修行、7年の歳月
独学だけでは限界がある。そう思い、小さなデザイン事務所に飛び込んだ。ここでの仕事は、まさに「修行」だった。
デザインの基礎はもちろん、クライアントワーク、印刷の知識、実務のスピード感――すべてが新鮮で、すべてが挑戦だった。
一つひとつの案件に全力を注ぎながら、技術を磨き、経験を積んでいく。時には深夜まで作業し、納期に追われる日々。それでも、デザインが仕事になるという実感が確かにあった。
この7年間で、デザイナーとしての基礎を確立した。
4. 都内のデザイン事務所へ転職、13年間のキャリア
次なるステップを求めて、都内のデザイン事務所へ転職。ここでの仕事は、さらに大きな挑戦となる。
大手企業のPRツールのデザインに携わり、これまで経験したことのない規模のプロジェクトに関わる。チームで動く仕事、クライアントとの交渉、ブランディングの視点――すべてが刺激的で、新たな学びの連続だった。
13年間の間に、数えきれないほどの案件を担当した。
大手企業の広告やパンフレット、イベントのビジュアル、CSR報告書、広報誌、社内報など。仕事の幅も広がり、デザインに対する視点も磨かれていく。
しかし、ふと考えることがあった。
「このままでいいのだろうか?」
都内のデザイン業界は競争が激しく、大手クライアントの仕事はやりがいもある。しかし、自分が本当にやりたいことは何か?
その答えを探すため、地元・千葉に戻る決断をする。
5. 地元での挑戦、そして独立へ
千葉に戻り、地元企業の仕事に携わるようになった。
これまでとは違い、大手企業ではなく地元の中小企業の広告やWebデザインを担当する。
都内で培ったスキルを活かしながら、地元の企業のためにデザインの力を届けることにやりがいを感じるようになる。
3年間、地元の企業とともに仕事をする中で、確信した。
「自分でやりたい。」
独立して、自分のデザイン事務所を持ち、もっと自由にクライアントと向き合いたい。企業の規模に関係なく、デザインの力で価値を提供したい。
こうして、独立を決意する。
6. デザイン事務所設立――道なき道を歩む
独立は、決して簡単な道ではなかった。
最初は仕事が少なく、安定した収入もない。営業も自分で行い、クライアントとの関係を築いていく必要があった。しかし、それでも**「自分の力で生きる」という覚悟**が支えになった。
これまでの経験を活かしながら、グラフィックデザインとWebデザインの両方を提供し、企業のブランディングや広告を手掛ける。
徐々にクライアントが増え、デザインの仕事が広がっていく。
独学で始めたデザインが、ついに自分のビジネスとして成立する。
7. これからの未来――デザインの力を届ける
独学で始めたデザイン。
小さなデザイン事務所での修行、都内のデザイン業界での経験、地元企業との関わり。
すべての経験がつながり、今の自分を形作っている。
デザインの力を信じ、クライアントの価値を最大限に引き出す。
それが、自分が選んだ道だ。
これからも、デザインの可能性を追求し続ける。
道なき道を切り拓きながら。
――独学のデザイナーが歩んだ、唯一無二のストーリー。