意外と知られていないですが、SNSのプロフィールは超重要です。
プロフィールの文章をあまり気にとめず、適当に書いている人もけっこういるのではないかと思います。
とくにビジネスで利用していたり、企業アカウントであるならば、投稿よりもまず最初にプロフィールを熟考してください。
SNSでは、フォローする際には必ずプロフィールを見て決めます。

プロフィールがフォローされるされないかを左右するのです。

ここでは、フォローされるSNSのプロフィールの書き方を解説します。

プロフィールが超大事

フォロワーはプロフィールを見てフォローするか決める

SNSを見ているとき、あなたは投稿を読んで、そのアカウントに興味を持ちました。
フォローをする際、あなたは何を見てフォローしますか?
多くの人はフォローする前にプロフィールを見ます。
役に立ちそうなノウハウが投稿されていた、「共感できる発言を投稿していた」、「するどい意見を投稿していた」、このような投稿を見つけると、ほとんどの人は投稿した人がどんな人なんだろうとプロフィールを見に行きますよね。

どんな人?どんなことしている人?

ツイートに興味を持つ→プロフィールを見る→おもしろそう・タメになりそうだからフォローする

といった行動になります。

これは企業アカウントも同じです。
プロフィールが書かれていなかったり、文章量が少なく一言二言だったり、適当に書かれていては見てる人もフォーローしたくなりません。
だからこそ、企業アカウントでもプロフィールが大事なのです。

プロフィールは見てすぐわかるように

SNSのプロフィールは本の帯のよう

本屋に行ってみると、置いてある本には必ず帯がつけられています。
そこには、とても興味をそそるコピーが書かれていて、それを見ただけで思わず買ってしまいそうな秀逸な帯もあります。
あの僅かな面積のなかに、その本を手にとってもらうための、読む人の心理をくすぐるテクニックが注がれていることに驚きます。
帯に書かれている内容は、おもわず読みたくなるような「本の内容」であったり、心を掴む「キャッチコピー」、読者や著名人の「感想」などです。
帯の出来栄えによっては、本の売れ行きも変わってきます。

SNSのプロフィールは、この帯と同じような気がします。
少ない文字数で、読者の気持ちを掴まなければなりません。
どんな内容が書かれているのか、筆者はどんな人なのかを瞬時に伝えなければいけないのです。
ここから、SNSのアカウントに対する、共感と信頼が生まれてくるのです。

短い文章で完結にツイッターは160文字

ツイッターのプロフィールは160文字。ツイートよりは少しだけ文字数は多いですが、それでも書きたいことを書いていると文字数は足りなくなります。
Instagramでは、150文字。facebookは100文字。
このようにSNSのプロフィールは思ったよりも少ないです。
この限られた少ない文字数で、読む人にアピールしなければなりません。
プロフィールは、端的に明快な文章で伝えることが重要です。

どこで、何をしている会社で、どんな特長があるかの3項目

プロフィールに載せる文章の内容は、大きく3つ。
「どこ」で「何をして」いて、読者に「どんなメリットがあるか」ということです。
これを書くだけで、おそらく文字数はいっぱいいっぱいになると思います。

「どこ」は活動場所です。
リアルな地域であったり、Youtubeやニコニコなどネットでの活動場所、企業やお店であれば所在地になります。
SNSで集客を考えているなら、所在地は必ず入れてください。
たまに、お店の電話番号や営業時間となどのインフォメーションでプロフィールが埋まってしまっているお店を見かけますが、これはもったいないのでやめてください。
インフォメーションは固定ツイートにすればいいし、プロフィールにHPアドレスを載せていれば、興味を持った人はそちらへ見に行きます。

「何をしているか」は、自分が何者かということです。
肩書や職業でもいいですが、活動内容を簡潔に書くのがよいでしょう。企業ならば、「こんなモノを売っています」や「こんなサービスをしています」など、どんなことをしているのかをわかりやすく書いてください。
フォロワー数が増えるまでは必ずこの項目はいれましょう。
わたしはこういうもので、こういうことをしているということがわかるアカウントに。
フォロワー数は信用されることで増えていきます。
匿名であっても実態がわからず、どんなことをしていて、どんなツイートをするのかわからない人にはほとんどの人はフォローはしないですから。

「どんなメリットがあるか」は、ツイートを読んだ人にどんなメリットがあるかを伝えます。
プロフィールを読んだ人は、自分に何かしらメリットがないと、フォローしません。
「おもしろい」とか「タメになる」とか「趣味の情報を知れる」といったように、読者に有益な情報を与えられることをアピールしてください。
プロフィールではこの項目が最重要!気合をいれてメリットをしっかりアピールしてください。
文字数が足りなければ他の項目を少しカットしても構いません。
それぐらい「読者のメリット」は、フォローしてもらうために大切なものです。
このアカウントをフォローしたら、こんなメリットがあるということがわかれば、読んだ人はフォローしてくれます。

合同会社ロビンソンのTwitter

プロフィールのビジュアルも重要です

カバー画像もプロフィールの一部です。

アカウントのカバー画像は、そのアカウントのテーマやイメージにあった画像を載せます。
ビジネスや真面目な内容がテーマのアカウントなら「誠実なイメージ」を、女性向けの可愛いアカウントなら「柔らかくキュートなイメージ」を、カバー画像で表現します。
ビジュアルは文章よりも、一瞬で印象を与えることができます。
そのため、カバー画像がちぐはぐだと、読み手に良い印象を持ってもらえないですし、間違ったイメージを与えかねないので、カバー画像もしっかり選んでください。

アイコンはその人自身を表す

そもそもSNSのアイコンはそのアカウントの写真を載せるところです。
ですから、ビジネスアカウントや仕事でSNSを使っているなら、ちゃんと顔出ししたほうが読む人に信頼されます。
たとえば、SNSで仕事の依頼を受けたいと思っている方は、カメラマンが撮影したような高画質の素敵な写真をアイコンにしてください。アイコンの印象ひとつで信頼されるアカウントになります。

企業公式であれば、会社の写真やロゴが多いと思います。
正式なロゴが使われていれば、それだけで信頼されるでしょう。
ただ、こうしたロゴだと無機質なイメージが強くなりますので、カバー画像には人物が入ってる写真を使うなど、親近感が得られるように工夫してみてください。

顔写真を公開していないアカウントでは、アイコンがそのアカウントの顔となります。
たまに意味のない写真や、関連性がないものをアイコンにしているアカウントを見かけますが、こうしたアカウントははっきりいって信用できません。かならず、そのアカウントを表した画像を使いましょう。

プロフィールは常に最適化

プロフィールは一度作成して終わりではありません。
何回も何回も修正を重ねて、最適なプロフィールを考えてください。
正解というものはありません。
フォロワーの増加数を見ながら、自分が納得するまで作り込んでみてはいかがでしょうか。