コロナウイルスの感染拡大の勢いがなかなか収まりません。

4月をピークに6月中旬には一旦収束したかに思われましたが、7月に入り感染者の数がまた増えはじめています。
在宅勤務やイベントの開催が厳しい状況の中、マーケティング施策にも大きな影響が出ています。
こうした状況を打破するために、多くの企業はあらためてデジタルマーケティング・Webマーケティングに注目しています。
大手企業ではすでに力をいれていたWebマーケティングですが、中小企業や個人経営の企業では、まだまだ進んでいません。
しかしながら、世界中でコロナによる影響を受けた今、Webマーケティングが企業の運命を左右するといえます。

BtoBであっても、BtoCであっても対面ミーティングや人と人との接触を最小限に抑える風潮が見られはじめています。
こうした状況では、見込み客の獲得するにはWebやデジタルによる方法を獲るしかありません。
すでに、世界でも大きな組織や企業は、対面による会議や打ち合わせからオンラインに移行しています。

もちろん、日本国内における企業もこうした動きにシフトしています。
この流れは大手だけではなく、中小企業にも影響を及ぼし、これまでの営業活動から方法を考えていかなければなりません。社会全体がこうしたWebマーケティングを推奨した流れになりつつあります。
この流れに乗り遅れてしまうと、会社の存続にかかわると考えられます。

Webマーケティングによる施策は効果が出るまで時間がかかります。対策が遅れてしまうと、すぐには取り戻せないので、できるだけ早く取りかかったほうがいいと思います。

あなたのホームページは見られていますか?

ホームページの管理者や経営者が、訪問者数を把握していないなら、それはすでに出遅れている状態ですので、危機感を持ってください。
ホームページを名刺代わりにしか使っていないのなら費用対効果はとても低いです。
毎月維持コストがかかるのに、営業や集客の効果が出ていないなら、それはすでにマイナスの資産になっています。

ホームページを持っているだけでは宝の持ち腐れです。せっかく費用をかけてつくったホームページなのですから、集客できるホームページとして活用しましょう。

では、あなたのホームページはユーザーに読まれていますか?そのための工夫をしていますか?

露出を増やすにはどうしたらいい?

ホームページで集客するためには、「露出を増やしアクセス数を増やす」→「訪問したユーザーにアクションを起こしてもらう」という流れになります。

ユーザーの閲覧なしに集客することはできません。
まず、最初にすることは露出を増やしてその存在を知ってもらうことです。
一人でも多くの人に見てもらうことがWebマーケティングでは必要になります。

参考までに弊社のホームページでは、ユーザーの流入先が自然検索・SNS・直接がちょうど1/3になっています。

SEO対策をする

SEO対策とは、検索エンジン最適化といわれ、GoogleやYahooのガイドラインに沿った適切な処理を行い、検索の上位に表示されるようにすることです。

SEO対策ですることは大きく3つに分けられます。

1つ目は内部対策です。
あなたのサイトをGoogleが推奨する構造に書き換えることです。
Googleはインターネット上にある世界中のサイトをロボットによって巡回しています。
そのロボットが読み取りやすい内部タグにすることで、ロボットにとってもユーザーにとっても読みやすいサイトと判断します。
Googleでは、ユーザーの使いやすさを重視していますので、こうしたことが検索結果の順位を決める要素のひとつとなっています。

2つ目は外部対策です。
外部対策は自分のサイト以外からリンクを貼られるように対策することです。
Googleでは、あなたのサイトと内容的に関連性の高いサイトからの被リンクを高く評価しており、こちらも被リンクの数が多ければ検索順位に大きく影響してくるようです。
ただし、被リンクを自作自演で増やしたり、被リンク販売業者にお金を払ってリンクを買ったりしても意味がありません。
Googleのロボットはみんなが思っている以上に優秀です。
あなたのサイトと関連性のないウェブサイトからの被リンクや質の低いウェブサイトからのリンクは、逆に自身のサイトの質を落とすことになります。
被リンクを定期的にチェックして、あやしいサイトからの被リンクは拒否するようにしましょう。
では、良質なサイトからリンクを受けるためにはどうしたらいいでしょうか。
それは良質なサイトの管理者から評価を受けるようなサイトや共感されるようなサイトをつくることです。
専門的な情報や経験にもとづき書かれたような希少性の高い記事が比較的リンクされる可能性が高いようです。

3つ目が優良コンテンツをつくることです。
被リンクのところでも触れたように、良質なコンテンツは被リンクを増やすことにもなりますし、こうしたユーザーにとって有益なコンテンツはGoogleからも高く評価されます。
そして、優良なコンテンツが多いほどSEOとしては有効的です。
優良なページのインデックス数が増えればより効果的ではあります。
しかし、被リンク同様、中身のない質の低いページを増やしても無駄になります。
地道に良質なコンテンツを増やしましょう。

SNSを利用する

SNSを通じてホームページの露出を増やすことができます。
すでにSNSを活用していて、ある程度のフォロワー数があるならば、SNSでどんどんホームページに関する投稿をしてください。

ただ気をつけなければならないのは、宣伝ばかりにならないこと。
宣伝ばかりのアカウントは、みなさん読みたくないですよね。
SNSのメリットを活用して、ユーザーとの交流をメインとし、ファンを増やしていきましょう。
ファンが増えれば、母艦となっているホームページにも見に来てくれるはずです。


まだフォロワーが少ないアカウントならば、まずはフォロワーを増やしましょう。SNSもホームページと同じで露出が増えなければ、その効果も少ないです。
フォロワーを増やす方法はこちらに書いていますので、参照してください。
→目指せTwitterフォロワー1000人 売上があがる中小企業のSNS運用方法

Web広告を活用する

すぐに結果をだすには、Web広告を活用するのがいいです。
インターネットの媒体に表示される広告をweb広告といいますが、その種類はいくつかあります

Webサイトに掲載されるバナー広告や記事広告、Googleなどの検索サイトで検索結果の上位に表示されるリスティング広告、SNSで掲載されるSNS広告などが代表的です。

Web広告の最大のメリットは、ターゲットを絞りこんで広告を表示できるということ。
年齢や性別、興味関心といった設定が可能なので効果的にアプローチすることができます。
そして何よりも、これまで主流であったテレビや新聞などのます広告に比べ、格段に低費用で広告をうつことができます。

露出を増やしたら、アクションしてもらう工夫を

露出を増やすためにさまざまな対策を講じて、ホームページへの訪問者が増えたら、次は「問い合わせ」や「資料請求」「お試し」などのアクションを起こしてもらう工夫をします。

CTA(Call To Action)といわれる「問い合わせ」ボタンや「資料請求」ボタンの設置場所や文言を、いろいろ試してみるのがいいと思います。
最近では、アクションボタンが常時表示されるようなポップアップになっていたり、記事を読み終えるとCTAが浮き上がったり、ページを離れようとするとCTAが現れたりとさまざまな方法があります。

また、入力するフォームの項目数が多かったり、分かりづらかったりすると、ユーザーはその時点で離脱してしまします。ユーザー目線にたって、こうした部分の改善をしてください。

お客様と接触するためには、アクションを起こしてもらうことが最重要です。最終的にアクションを起こしてもらうことを目標として、ホームページを改善するといいでしょう。