ホームページからお問い合わせをもらったり、集客するためにどうしたらいいか?
中小企業のオーナーや個人事業主の方はこうした悩みをお持ちだと思います。
ホームページを作れば、自動的にお問い合わせが来ると思っていませんか?
ホームページはきちんと目的をもって運用しなければ、それはただの「誰にも見られない情報」になってしまいます。
では、どうしたらホームページから問い合わせをもらえるのでしょうか?
ホームページからお問い合わせを増やす3つのステップ
●ホームページの訪問者数を増やす
●悩みを解決できるコンテンツを作成
●CTAを工夫する
ホームページの訪問者数を増やす
当然のことながら、訪問者数が増えなければ問い合わせも増えません。
では、いったいどれくらい増やしたらいいのでしょうか?
ちまたでは、訪問者数のクリック率は3パーセントと言われています。
これはアフェリエイトでのクリック率のデータですが、企業や個人事業主のホームページではもっと低くなるかと思います。業態や商品によって大きく変わりますが、自社のホームページの解析データから推測すると、0.5パーセント未満ではないかと思います。訪問者が1,000人いたとしても、5人程度しかお問い合わせにつながらないのです。
検索流入を増やす
検索サイト、いわゆるGoogleやYahoo!から検索してサイトを訪問する人を増やします。
弊社のホームページは「千葉 SNS運用」で1位を獲得しています。千葉県のSNS運用会社を探しているユーザーが訪問しています。こうした検索流入で訪問するユーザーを増やすには、SEOを最適化することが必須です。
SEOといわれても「それって何?」と思う方もいらっしゃるかと思います。SEOとはSearch Engine Optimization、つまり検索エンジン最適化です。
日本で多く使われている検索エンジンはGoogleとYahooで、Yahooは内部をGoogleのシステムを利用しているため、Googleに対する最適化を行うことになります。
SEO対策は大きく分けると3つ、難しそうに思えるかもしれませんが対策はさほどありません。
●内部施策
●外部対策
●優良コンテンツ
内部施策
Webサイトの内部をGoogleが推奨するような内部構成にすることです。Googleはロボットで世界中のたくさんのホームページを巡回しています。そのロボットが読み込みしやすい内部タグにすることで、ユーザーにとっても読みやすいサイトと判断されます。検索結果の順位を決める際、こうしたことも要素のひとつとなります。
外部対策
被リンクの獲得です。ほかのWebサイトからリンクをしてもらっている状況のことです。Googleでは、他サイトからリンクを貼られているサイトは質が高いサイトと判断されます。
リンクを貼られるということは、外部のホームページの管理者が優良なコンテンツがあり、他の人にも薦めたいから、そのホームページのリンクを貼るということです。そのため、被リンクが多いサイトは価値があるサイトと判断されます。
しかしながら、被リンクを自作自演で増やしたり、料金を払ってリンクを貼っても意味がありません。関連性のないウェブサイトや低品質のウェブサイトからのリンクは自身のサイトの質を落とすことにもなり、Googleからペナルティを受けることもありますのでやめましょう。
被リンクを獲得する方法は、人に評価されるようなコンテンツを作成することです。自分の経験にもとづく知識であったり、体験から得た情報は高く評価されます。また、専門的な情報はなかなかネット上では見つけることができないので貴重です。
優良コンテンツ
外部対策の被リンクでも触れたように、良質なコンテンツはSEO的に有効です。さらに、こうした優良でホームページのテーマに関連したページを増やすことは、Googleに評価されます。
インデックスが増えることはSEO対策に有効的ではありますが、被リンクと同様にやみくもにページ数を増やしても評価されません。質の高いホームページをつくることが、Googleに評価されるので、関連性のある良質なコンテンツを増やすことを目指しましょう。
SNSからの流入を増やす
無料で始められるSNSですが、ここから訪問ユーザーを増やすには簡単なことではありません。
まず、SNSがきちんと運用されていることが第一条件です。
投稿が少ないうえ、フォロワーが少ないアカウントはそもそも見られることがありません。
ユーザーをホームページに誘導するにはある程度のフォロワーが必要になるし、それなりのインプレッションを獲得しなければ難しいです。
SNSのアカウントはコツコツと成長させておきましょう。
また、SNSでの広告方法にも工夫が必要です。
広告ばかりの投稿記事は、見たくないですよね。企業のアカウントだからといっても宣伝しかしないアカウントはすぐにフォローを外されてしまいます。
だから、SNSは宣伝をメインにするのではなく、SNSの本来の使い方である交流をメインにして、ファンを増やすことに徹します。
大手企業でもこの手法は使われており「中の人」が話題になることも。企業のファンが増えれば、その企業の商品やサービスも気になってきますので、自ずとSNSからホームページの訪問も増えてきます。
悩みを解決できるコンテンツを作成
訪問してくれたユーザーが増えただけでお問い合わせが増えるの?
おそらくそれだけでは難しいと思います。そうなると、お問い合わせ率をあげる方法はないのか?と思われるでしょう。
これには、訪問者の期待に応えるような、または悩みを解決するような有益なコンテンツがホームページ内にあるかが鍵となります。
自社のホームページを見て、訪問したユーザーが問題解決の鍵を掴めればお問い合わせにつながる確率があがります。こうした記事を作成することに注力するのが近道です。ユーザーの悩みをキーワードプランナーやサジェストなどから調査して、それを解決する策を自身の体験や知識から考え、それをわかりやすい文章で伝えることができれば、それは良質な記事になります。
CTAを工夫する
CTAとはCall To Action、問い合わせや資料請求ボタンのことをいいます。
こうしたアクションボタンは設置場所や文言を工夫することでアクション数が増えます。
記事を読み終わったところに置くのか、常に表示しておくのか、これらはいくつか試してみるといいと思います。
また、アクションに対するハードルを下げるのという方法もあります。いきなりハードルの高い「お問い合わせ」というアクションよりも、資料請求やメルマガ登録、お見積り請求といったほう手軽なアクションのほうがクリック率があがります。
購入や契約に直接的につながるアクションのほうが効率的と思われるかもしれませんが、訪問するユーザーは簡単にはアクションしてくれません。見込み客を獲得するというような初期段階のアプローチとして間口を広くしてください。
まとめ
ホームページからの訪問者を増やすための1番の近道は、訪問者数をあげることです。
釣りでいったら竿をたくさん出せば釣れる確率はあがります。
確率論でいえば訪問者を増やせば、お問い合わせは増えます。
訪問者が増えたのに、お問い合わせが増えない場合は、他に原因があるとわかります。そのときはまた原因を分析すればいいと思います。
まずは、訪問ユーザーを増やすことに重点をおいて対策を実行してください。