コロナの影響で自宅で仕事をする人が増えています。
そして、こうしたリモートワークや在宅勤務を政府が後押ししており、緊急事態宣言の期間中に導入する会社も多かったことでしょう。
そしてまた2021年1月に再び緊急事態宣言が発令されました!
しかし、企業側はなかなかテレワークに戻そうとはしません。

つまりは、企業側からしたらあまり効率的ではなかったということでしょうか

なかには、そのまま継続して、ほとんどの社員がリモートワークになったという会社もあります。
ただ、多くの企業が通常の勤務体系に戻ったということは、、、そういうことだったのでしょう。

しかし、ボク個人の感想としては、「リモートワーク最高!」です。


なぜなら

  • 無駄なストレスがない
  • 自分のスタイルで生活できる
  • 周りの様子を気にしなくてい

睡眠時間も増えたし、ストレスも減りました。
企業側は環境を整備して、できるだけリモートワークを導入したほうがいいです。
会社側にも、社員側にもメリットのほうが多いです。

在宅勤務という働き方

自粛期間中に一時的に在宅ワークを経験した人も多いと思います。
在宅ワークでの働き方は人それぞれだと思いますので、あくまでのボク自身の働き方をお話します。

ボクは、2018年に起業した会社の代表です。社員はボク一人。
事務所は自宅を使用しています。
在宅ワーク歴は約2年半。

働く場所

ボクの場合、家族の了解を得て自宅の一室を仕事部屋として使用しています。
そのため、仕事はその作業部屋を使用し、一日の大半を作業部屋で過ごします。
起業したばかりの頃は、家族は仕事や学校に行っていて、家に一人になることが多かったのです。
ですが、今年に入ってから家に一人になることがほとんどなく、他の家族が誰かしらいる状況です

最初のうちは落ち着きませんでしたが、最近は慣れました。
仕事部屋にこもれば、集中できるようになったのです。
たまに息抜きでカフェにパソコンを持ち込み、仕事することもありますが、ほぼ作業部屋にこもって仕事しています。

作業部屋にあるのは、パソコンとプリンター、wi-fi環境ぐらいでしょうか。
3帖ぐらいのスペースで十分です。

1日のルーティーン

基本的な就業時間は決めています。
それにあわせて朝起きて、開始時刻にはパソコンの前に座ります。
法人の企業様とお仕事をさせていただいていますので、レスポンスが遅くならないようにきちんと仕事の時間帯は守るようにしています。

もちろん、仕事中はパジャマや部屋着ではなく、一応外にも出られる格好をします。
気持ちをしゃきっとさせるためにも必要ですね。
それでも通勤がないですから、朝はゆっくりできます。
朝はニュースをチェックしたり、Twitterを更新したり、ネットサーフィンしてから仕事にのぞみます。

まずは、メールやチャットをチェックして、おおよそその日一日のスケジュールをたてます。
特に午前中に、短時間で終わる作業を行い、午後から時間のかかる作業をするようにします。
これは毎日の仕事で、夕方に荷物を発送をしなけれなならないため、優先的に行い宅急便の集荷時間に間に合わせます。

仕事内容

ボクの仕事は、DTPデザイン系が5割、ライティング関連が2割、IT関連が2割といった割合です。
そのため、ほとんどの作業がパソコンさえあればできる仕事です。
在宅勤務ができる仕事というのは、基本事務系の仕事に限られると思います。
ボクのしている仕事が在宅ワークに向いている仕事だったというのが、在宅ワークを快適に過ごせる大きな要因だとは思います。
そしてなによりも、快適な理由は「内向的」な性格かもしれませんね。

在宅勤務に向いている性格とは?

ボクが考える「在宅勤務」に向いている人は

一人を楽しむことができる人

在宅勤務は、孤独です。
もちろん同じ空間に人が居ないだけで、通信ではひととつながっています。

「仕事とプライベートを割り切っている」
「黙々と作業するのが好き」
「集中して業務を行いたい」

このように、こうした環境を楽しめる人こそ、在宅ワーカーに向いているます。

「話し相手が居ないと寂しい」
「一人だと落ち着かない」
「仲間とがんばりたい」
逆に、こうした考えの人は向いていないと思います。

一人で解決するチカラを持っている人

言うまでもなく、在宅ワーカーは一人で作業します。
仕事の進め方であったり、作業内容であったり、ある程度自分で解決するチカラがないと仕事になりません。
とはいえ、ずーっと考えていて作業が滞っていてもどうしようもないです。
わからなければ人に聞いたほうが早いのですが、聞いてばかりでも相手に迷惑もかけますし、効率が悪いです。
一人で解決するチカラがあれば、快適に在宅ワークを過ごせます。

ネットワークを大切にしている人

一人で仕事することが快適であっても、やはり一人では難しい仕事もありますし、人とのつながりがないと殻に閉じこもって行きがちです。
そのため、作業は一人でやりますが、ネットワークは大事です。
仕事のつながりだけではなく、相談やグチも話せるネットワークは大事ですね。

これらの性格を持ち合わせている人なら、快適な在宅勤務生活を送れると思います。

在宅勤務をしていて、よかったこと

在宅勤務をしていて、メリット・デメリットありますが、総合的にみたらメリットのほうがかなり大きいです。

ボクの場合は、会社員として在宅ワークをしているのではないので、多くのみなさんとは環境がちがうとは思います。
ただ経営者として、もし社員がいたとしたら、必ずリモートワークを導入します。
それほど、この働き方は経営者・社員双方にメリットがあるからです。今の日本の企業は、その環境が整っていません。
だからこそ、この緊急時でも出社しなければならない人達が多かったのです。

メリット1

無駄なストレスがない

まず、業務以前に煩わしいこと、、それは通勤です。
仕事する場所に行くということは、自営業の方を除けばほとんどの会社員がしなければならないことです。
今までは、それが常識でした。
しかし、技術の進歩、特にコンピューターとインターネットの発達により、遠隔で仕事をすることが可能な時代になったのです。
環境が整えば、わざわざ通勤して仕事場に行く必要がないと思いませんか?
「監視されてないとサボる人がいる」という管理職がいますが、ナンセンスです。
監視されてないとサボる人間は普段からサボっている人間です。
そうした部下を見抜けない上司の責任です。
通勤は往復で約1〜2時間以上、満員電車も多く、環境はけっしてよくありません。
これがなければ、どれだけ楽かと思った人も多いはず。
通勤が理由で優秀な人が働くことを諦めているかもしれません。
通勤以外にも、無駄な会議や電話、社内の掃除など煩わしいことがなくなります。

メリット2

自分のスタイルで生活できる

これは個人経営だからできることだと思いますが、自分のスタイルで生活ができます。
就業時間はもちろんのこと、休日もスケジュールを調整し自分で決めます。
つまりはすべて自分の責任で仕事を管理できます。
仕事を休もうと思えば休むことができますが、その分売上に影響してきます。
こうしたことを踏まえて、仕事量を調整できますが、すべては自己責任になります。
これこそが、個人経営在宅ワーカーの醍醐味ですね。

メリット3

周りの様子を気にしなくていい

会社で仕事をしていると、周りの様子に影響されることが多いです。
ピリピリしている人や、明らかにイライラしている人などがいると、それだけでモチベーションが下がります。
また、忙しくしている人や大変な作業をしていると、手助けしなきゃと気もそぞろに。
早く仕事が終わっても、周りの人を気遣って早く帰るのも気が引けます。
仲間思いじゃないと思われれるかもしれませんが、こうしたことがないだけで、随分と気が楽ですね。
もちろん、在宅勤務が不便なこともあります。
ただ、それは環境を整えれば解決できる部分が大きいです。
家にばかりいて運動不足にもなります。
適度な運動は必要かと思いますね、やっぱり。
それでも、在宅勤務は家族との時間が増えますし、ストレスがかなり低減することは絶対にいえることです。

ウィズコロナで在宅勤務が定着することを望みます

このように在宅勤務はメリットが大きいです。
出勤しないことは働き方に大きな変化を生み出します。
能力があるけど、子供やお年寄りが居て出勤できない人。
会社から遠方に住んでいて通勤するのが難しい人。
人手不足が懸念されてる今、多くの人が働ける機会をつくることが、日本全体で必要になってくるのです。
これまでの経営者は、会社が雇ってあげているというスタンスでしたが、これからは社員に仕事をしてもらっているという考えで、経営していかないと会社が成り立たないと考えています。