SEOは集客活動(マーケティング)の一環だから、広告や宣伝と同じように費用をかけてやるべきなのか。
それとも広告媒体を使うわけではないから、お金はかからない。
自分でできるんじゃないの?って思う人も多いかと思います。
SEOは自分でやれるのか? SEOコンサルにお願いしたらいいのか?
そのあたりについて解説していきます。
SEO対策は自分でできる?のか
いったいSEOコンサルは何をするか
まずはSEOコンサルが何をするのか?
現役SEOコンサルタントのわたしが手短に説明します。
内部対策
SEOコンサルに、ホームページの制作から依頼をしていれば最初から内部対策がなされているサイトをつくってくれます。そのため、自分で何かをする必要はないです。
既存のものに対策を施すなら、コンサル会社のほうで適正なサイト構成に改修してくれます。
改修にはもちろん費用がかかりますが、HTMLの知識がない方は制作会社やコンサルに任せてください。データが破損してしまっては元も子もないですから。
ホームページ制作とSEOコンサルは一緒に依頼したほうがいいです。
別々になってしまうと、各種手続きやデータの管理の面で余計な手間がっかってしまいます。同じ会社であればそのあたりがスムーズに進むので、おすすめします。ただし、制作会社の中にはSEOを重視していなかったり弱かったりする会社もありますので、その場合はSEOに強い制作会社を選んでください。
34.8万円〜:起業に必要なホームページ制作・運用設計をサポート
ペルソナ設定とキーワードの選定
自社ホームページが「誰にみてもらうホームページ」なのか、「誰にみてもらいたいホームページなのか」。対象となるユーザーを想定することからSEOは始まります。
対象となるペルソナが決定すれば、自ずとそのホームページの方向性が見えています。それらを踏まえてキーワードを選定します。
実際キーワード選定にはさまざまな調査をおこないます。検索ボリュームや想定クリック数など、いくつかのツールを使って調査・分析していきます。
代表的なのはキーワードプランナーです。Googleが提供しているツールなので、使いやすく
データ計測・分析・改善
ホームページの状況を知るためにデータを計測します。アクセス解析や検索キーワード順位の計測し、結果から改善点を洗い出し、次の施策を練ります。データを計測することで、これまでの行動がちゃんと機能しているのかの判断ができます。
アクセス解析ツールで無料で使えるのは、こちらもGoogleが提供しているGoogleアナリティクスです。かならず自社のホームページでは利用するようにしてください。
記事や文章の指導
他のコンサルティング会社ではここまでしているかわかりませんが、ロビンソンではSEOを意識した記事の書き方をレクチャーしてます。また、オプションで記事の作成もしています。
コンテンツ記事はアウトソーシングして増やす方法もありますが、自分の意図した記事を書いてもらえるかはライターさんの腕によるため、まずは最初は自分で書いたほうがいいです。ですが、記事の作成は恒久的に続けていかなければいけないので、書き方のコツをマスターして自分で書くのがイチバンです。
その他、ロビンソンんでは6ヶ月のレクチャー期間がが終了した際にマニュアルを作成して、お渡ししています。マニュアルを見ながら、お客様がその後ご自身でSEO対策ができるようにお渡ししています。
以上がSEOコンサルがしてくれることです。
コンサルの作業を自分でやれるか
以下のことが自分でできるのであれば、コンサルは必要ありません。
費用をかけずに自分でやりましょう。
・ホームページ作成・HTMLなどの知識がある
・ペルソナを設定して、適切なキーワードを選定できる
・データを計測して、結果を分析し改善ができる
・SEOを意識した文章が書ける
SEO対策を意識した文章が書けるか
SEOはコンテンツが命
Google曰く、検索上位にあがるのは検索ユーザーが求めている有益なサイトであると言っています。それは、Googleのユーザーに対するポリシーと同じです。ユーザーフレンドリー、ユーザーファースト、これがGoogleの理念です。そのため、検索サイトもその意思を受け継いでいます。
Googleが掲げる10の事実
引用:Googleが揚げる10の事実
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブでも民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
つまり、ユーザーフレンドリーを意識した有益なコンテンツが必須です
内容が充実していて、優良なコンテンツが上位表示される
上記の通り、ユーザーが求めているような優良なコンテンツをある程度のページ数用意すれば、上位表示されるということです。そのため、自分が書きたい記事を書くというよりは、読者が求めている情報について記事を書くということが大事になってくるわけです。
SEO対策としての記事作成とはそういうことです。
検索をするときはだいたい困ったとき。ほとんどの場合は読者の悩みを解消するような内容にすればいいかと思います。読者の悩みを解消することができれば、優良な記事だと思います。さらに言えば、そこから連想して他の悩みをもっと掘り下げてみると内容が膨らんでいきます。
コツコツ続けることができる?
Googleでは、ある程度の記事数がないと優良コンテンツと認められません。なら、数だけ揃えればいいんじゃないの?と思うかも知れませんが、それでは逆効果。
内容の薄い記事を量産するとGoogleから評価されないばかりか、ペナルティを課せられることもありますので気をつけてください。
では具体的にいいますと、記事の内容がホームページに関連していて、2,000〜4,000文字程度の文章量のオリジナルの記事。具体的な例や経験談をもとに書かれているもの。
そして、こうした記事をコツコツを積みあげる。
目安としては100記事。毎日書いて3ヶ月とちょっと。これができればSEOに変化がでてくるはずです。西川きよし師匠じゃないですが、「小さなことからコツコツと」やっていきましょう。
まとめ SEO対策に費用をかけるべきか?
ご自身でSEOの知識を学び、コツコツとコンテンツを増やしていけるのであれば、答えはNOです。
しかし、それができないならYES。
最初はコンサルにお願いして、知識を学ぶともにマニュアルを作成して、自分でできるようにするというのをわたしはおすすめします。
結果を出すのに最短距離をとりたい方もコンサルにお願いしたほうがいいです。
自分でやるとなると、コツコツやっていかなければなりません。
事業を加速化させたい経営者はSEOコンサル使って、費用をかけてください。