無料で使えるSNS。これで集客できたら宣伝費もかからないしよくない?!って思うのは当然のこと。

しかも、起業したばかりとか、規模が小さく予算が少ないときには、SNSでなんとか集客したり営業できないか?と思うものです。

そこで、いろいろなSNSがあるなかで、どのSNSを使うと効率的なのか?!無料で使える範囲からマーケティング目線で解説します。

●SNSを活用して、どんなことができるか
●SNSの種類
●無料で集客する際、おすすめのSNSは?

SNSを活用して、どんなことができるか

告知・周知

SNSは、製品やサービスの告知、またはキャンペーン情報などを拡散しやすい仕組みとなっています。Twitterやfacebookではリツイート機能があり自分のタイムラインに流れてきた投稿をリツイートすることで、自分をフォローしているユーザーのタイムラインに流すことができます。こうした機能を使うことで、ひとつの投稿が何千、何万の人に届くのです。

集客チャネルを増やす

製品やサービスを販売したり告知する場合、一つでも多くのチャネルを増やすことが大切です。その数が多ければ多いほど多くの人に届くからです。その意味では、SNSは気軽に始められることもあって、複数のSNSを使えば集客チャネルを増やすことができます。SNSは拡散力が高いので、周知するといった意味ではバズればかなりの効果を発揮します。

コミュニティーユーザー(ファン)の獲得

SNSは個人の趣味嗜好のコミュニティをつくりやすいのが特長です。自社に興味をもってもらえばそのユーザーはフォロワーやお友達登録をしてくれます。そのため、自分たちの製品やサービスを気に入ってくれているユーザーやすでに使用しているユーザーに製品やサービスの情報が届きやすく、店舗や起業のブランディングがしやすいです。SNSは無料で始められるので少ない費用でファンをつくったりブランディングをすることができます。

ホームページへの誘導

直接、製品やサービスの告知をしたり、集客するだけではなく、ホームページやブログへ誘導する手段として利用できます。フォロワーやお友達としてファンが自社のSNSに登録されていれば、さらなる情報を求めてホームページやブログを見に来てくれます。そのためにも、ホームページの情報も充実させておく必要があります。
ロビンソンの場合

SNSの種類

SNSの種類はいくつかあり、それぞれの使い方やユーザー層によって選ばれています。日本では、facebook、Twitter、LINE、Instagramが代表的なSNSです。mixは日本では最初に流行ったSNSですが、最近では利用者がかなり現象しています。ブログという立ち位置ではありますがアメブロもSNSの一種です。また、動画コミュニティサービスのYoutubeやTikTokもSNSに分類されます。

facebookTwitterLineInstagram
月間利用者数2,600万人4,500万人
(発表なし)
8,200万人3,300万人
中心年代40〜50代20〜40代全年代10〜20代
特長本名なのでビジネス利用が多い拡散力が強い個人間コミュケーション写真中心の投稿
参照:株式会社ガイアックス様より

参照:https://www.linebiz.com/jp/download/, https://about.fb.com/ja/news/, https://twitter.com/twitterjp/status/793649186935742465, https://twitter.com/TwitterJP/status/923671036758958080,https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21819200T01C17A0000000/, https://markezine.jp/article/detail/25514, https://markezine.jp/article/detail/29836

参照:総務省HPより


参照:総務省https://www.soumu.go.jp/main_content/000644166.pdf

Lineは全年代に幅広く利用されていて、Twitterも若年層を中心に高い利用率です。インスタも若い女性の間で急激に利用者がアップしています。逆にfacebookは30〜50代で利用されていますが、全体的に減少傾向にあります。

facebook

原則、実名でないと登録できないSNS。

そのため、他のSNSに比べてユーザーのマナーは良く、ビジネス的な利用をしているケースも多いです。男女比はほぼ半分、年代は40〜50代がもっとっも多く、30代と60代も利用されています。

10〜20代の使用は少ないです国内のアクティブユーザーは月間約3千万人、全体の60%弱がアクティブ状態なのでまだまだ集客メディアとして利用する価値はあります。

集客の観点から

facebook内では、ビジネス的な投稿に関しては全般的に反応は薄いです。しかしながら、タイムラインに流れている情報は割と見らてているようで、貼り付けたリンク(ホームページやブログ)への流入はけっこうあります。
facebookページを利用したり、広告を出稿するなどの利用方法もあります。

Twitter

SNSのなかで、世界でも最も人気が高いのがTwitterです。

国内ではTwitter社から公表されていませんが少なくても4,500万人以上の利用者がいて、約70%のアクティブ率です。

リツイートの機能があり、拡散力も最も高いのが特長です。その分、炎上もしやすいですが、爆発的な拡散(バズる)こともよくあります。男女比は10・20代では女性が多く、そのほかの年代は男性が多いです。年代は20代・40代が多く、30代・50代もそれに近い数です。匿名であるため、本音が投稿されるため生の声が聞けるのが特長です。

集客の観点から

ロビンソンのTwitterアカウントのフォロワーは約1,900人。中小企業としては多いほうだと思います。このアカウントでは、ビジネス的な投稿をすると反応は良いです。上手に活用することで、小売や飲食店などBtoCビジネスでは相性が良いと思います。
単価の高いBtoBビジネスでは、直接成約につながることは少ないと思いますが、Twitterで共感を得てファンになってもらうことで、選択肢の中から選ばれる確率は高くなると思います。Twitterは利用者数も多く、投稿も活発です。

LINE

LINEは個人間のコミュニケーションツールとして使われます。

集客活動として使うには、LINE公式を利用したタイムライン投稿とメッセージ配信が可能です。LINE公式アカウントは飲食店やお店、スクールなどのBtoCビジネスに向いています。

集客の観点から

実店舗を持ったBtoCのビジネスでは、効果を発揮してくれるSNSです。無料使用の範囲では、LINEを使って新規顧客を獲得するのは難しいですが、リピーターに対するアプローチは集客力の高いメディアであると思います。

Instagram

国内で今いちばん勢いがあるのがInstagramです。写真を中心とした投稿で主なユーザーは若い女性です。

「インスタ映え」といった言葉が流行ったように、魅力的な写真や動画、独特な世界観がユーザーから支持されるため、企業アカウントといえども、統一した世界観を演出する必要がありあます。そのため、ファッションや美容、飲食店、旅行業界などと相性が良い。

月間アクティブユーザー数は3300万人を超え、アクティブ率も80%を超えます。ユーザー層は10〜30代の女性が中心でアーティスティックな写真の共有がメイン。ハッシュタグフォローが重要となってくるので、投稿する際は効果的なハッシュタグを選びます。

集客の観点から

Instagramではシェア機能がないので、Twitterなどに比べると拡散性は弱い。ユーザー層がはっきりしているので、ターゲットにあうビジネスでは集客効果が高いです。また、ショッピング機能が実装されたので、Instagram内で商品を販売することができます。

無料で集客する際、おすすめのSNSは

以上、無料でどれだけ集客できるかという観点からSNSをみてみました。

検証した結果としてはTwitterとfacebookが無料で集客しやすいツールだと思います。
ロビンソンでは、この2つのSNSを中心としてホームページの流入数の半分がSNSからです。そして月間のPVは2,000PV近くになります。
個人経営の企業としては、そこそこの数字だと思いますが、いかがでしょうか。

SNS運用は無料でできますが、集客の効果があがるまでには時間と労力がかかります。上手に活用するには本気で取り組むことと、継続することが大切です。

ビジネスを加速したい!早急にSNSアカウントを成長させるたい方は、有償でSNS広告を利用するのもいいと思います。また、わたしどものようなプロのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。

ロビンソンのSNS運用・代行サービス